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1980年代のテレビドラマの中でも、今なお多くのファンの心に残り続けている作品──それが「ナイトライダー(Knight Rider)」です。
黒いボディに赤く光るフロントスキャナーが特徴のスーパーカー「ナイト2000(K.I.T.T.)」と、主人公マイケル・ナイト。まるでバディムービーのように、彼らは数々の事件を解決し、悪を懲らしめていきます。
K.I.T.T.(Knight Industries Two Thousand)は、ただの車ではありません。人工知能を搭載し、会話ができるどころか、自動運転・ジャンプ機能・防弾仕様といった未来的な機能が満載。今でこそAIや自動運転という言葉が当たり前のように使われていますが、あの当時から“未来の車”として夢を与えてくれた存在でした。
そして、そんなK.I.T.T.を相棒に戦うのが、マイケル・ナイト。彼は正義感にあふれ、どんなに危険な状況でも人を助けようとするヒーロー。K.I.T.T.との信頼関係は、単なる機械と人間の枠を超えた「友情」のようなものを感じさせてくれました。
子どもの頃、「ナイトライダーを観たあとは、無性に黒い車がかっこよく見えた」という人も多いのではないでしょうか?
赤いスキャナーライトを見て、「うちの車にもつけたい!」なんて思ったり(笑)。
時代は変わっても、「人とテクノロジーが共に助け合う姿」は、今も新鮮で、そしてどこか心に響きます。
ナイトライダーは、単なるカーアクションドラマではなく、「未来と正義への夢」を描いた名作なのです。