
~15年前と2025年を比べてみた~
僕は約15年前、独学でSEOを勉強して「パソコン 買取」というキーワードで、GoogleとYahoo! Japanで2位まで上げた経験があります。
そのサイトは最終的に、東証上場企業に100万円で売却できました。
当時は、自作の被リンクサイト50個、ブログ投稿、相互リンク、定期更新――とにかく手作業と根性勝負。
じゃあ、2025年現在のSEOはどうなってるのか?
今回は、昔のSEOと今のSEOを比べて、何が変わったのかを整理してみました。
1. 検索エンジンの精度が爆上がり
昔(2010年前後):キーワードをたくさん詰め込めば上がる。多少文脈が変でもOK。被リンクも自演でいけた。
今(2025年):文脈理解・意図理解が進化。AIが文章の自然さや専門性をしっかりチェックしてる。
🔍昔:検索エンジンに「騙し」を入れるゲーム感覚
🔍今:検索エンジンと「正直勝負」で信頼を積む時代
2. 被リンクの価値が“質>量”に変化
昔は「とにかく数」だった。50サイト自作してリンク張るのは普通だった。
今は「誰がリンクしてるか」「どんな文脈か」が超重要。
🔗Googleは、リンクの“人格”を見ている
→権威サイト・一次情報・信頼されている運営者からのリンクが命。
3. E-E-A-T重視の時代に突入
E-E-A-T = Experience(経験)・Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trust(信頼)
2025年はこれが超重要。YMYL(お金・健康など)ジャンルは特に厳しい。
🧠**「何を知ってるか」より「誰が言ってるか」が問われる**
→昔のように“情報まとめサイト”だけでは上がらない。
4. SNSと動画の影響力が大きくなった
昔はブログとHTMLサイトがメイン。
今はYouTube、X(旧Twitter)、Instagramなどと連携することでSEOにも好影響がある。
📣検索結果に“動画”や“SNSポスト”が表示される時代
→Googleは「ユーザーが見たい形式」も考えて順位を決めている。
5. UX(ユーザー体験)の重要性
ページの読み込み速度、スマホ対応、滞在時間、離脱率などが評価対象に。
見た目のデザイン・導線も、SEOにガッツリ影響する。
💡**「良いコンテンツを作る」だけではなく、「使いやすく届ける」ことも必須**
昔は“裏技” 今は“実力”
15年前のSEOは、ゲーム的な要素が強かった。
「どうやって検索エンジンを攻略するか?」という視点が主流。
でも2025年の今は違う。
ユーザーに役立つ情報を、専門的かつ丁寧に発信し続けることが王道になっています。
まとめ
項目昔(2010年前後)今(2025年)被リンク数が命(自作OK)質が命(権威性)キーワード詰め込む自然に使うコンテンツ薄くても量産でOK専門性と独自性が必須モバイル対応気にしなくてOKモバイルファーストSNS・動画無関係連携が重要UX(使いやすさ)軽視されがち検索順位に直結
SEOは確かに難しくなったけど、裏技よりも、コツコツ正攻法が報われる時代になりました。
これは、僕みたいに「小さなメディア運営者」にとっても、チャンスが広がったとも言えるよね。